セラピストSueです。
「苦手だからこそ頑張らなきゃ」そう思っている方は少なくありません。
特に能力が高い人ほど「これもできるようにならなければ」「苦手を補ってこそ一人前」と考えがちです。
でも、その努力が苦しさにつながっていることがあります。
苦手を補うことに、思っている以上のエネルギーを使っています
人が一日に使える集中力や判断力には限りがあります。苦手なことは「やればできる」こともあります。でもその「やる」までに必要なエネルギーは、得意なこととは比べものにならないくらい大きいことがあります。
仕事は終えられた、買い物へ行く元気もある、でも自分の本当にやりたいことになると手が止まる。そんな経験はありませんか?
これは怠けているのではありません。苦手なことを補うために、気づかないうちに脳のエネルギーをたくさん使ってしまっている状態なのです。その結果、本来なら一番発揮したい強みに回す余力が少なくなってしまいます。
タイプによって、エネルギーの使い方が違います
私のパーソナリティカラー理論では、苦手なことへのエネルギーの使い方にも特徴があります。
イエローの質が強い人は「頑張ればできる」という感覚を持ちやすいタイプです。実際にできてしまうことも多いので、気づかないうちに苦手なことも勢いで引き受けてしまいます。でもその分、本当にやりたいことや得意なことに使えるエネルギーが後回しになっていきます。
一方ブルーの質が強い人は「完璧にやらなければ」という感覚を持ちやすいタイプです。苦手なことでも基準を下げることが難しく、完璧を目指してエネルギーを使い続けてしまいます。その結果、やり終えた頃にはもう余力が残っていない、ということが起きやすくなります。
どちらのタイプも、「できてしまう」からこそ、苦手に使っているエネルギーの大きさに気づきにくいんですね。「私はどちらに近いだろう?」と考えながら読んでみてください。
苦手を克服するより、「仕組み」を作る
苦手なことは仕組みで補う、人に頼れるところは頼る、一度に全部やろうとしない、「今日はここまでできたら十分」と基準を決める。こうした小さな枠を作ることで、本来の強みへエネルギーを戻しやすくなります。
得意なことにエネルギーを使える人ほど伸びていく
世の中には「苦手を克服しましょう」というアドバイスがたくさんあります。もちろんそれが必要な場面もあります。でもすべてを自分一人で補おうとすると、一番大切な才能まで疲れさせてしまうことがあります。
苦手を責めるより「どうすれば自分の強みに集中できるか」を考える方が、結果として仕事も暮らしも回りやすくなるのです。
最後に
「できないことを増やさない」ではなく「得意なことに使うエネルギーを減らさない」。そんな視点で自分を見直してみると、これまでとは違った景色が見えてくるかもしれません。
