セラピストSurです。
「自分に似合う色を知りたい」
「最近、なぜか青ばかり選んでしまう」
色の相談を受けていると、
この2つが同じものとして語られることがあります。
でも実は、
パーソナルカラーと色彩心理は、
“見ているもの”がまったく違います。
パーソナルカラーは、
その人の外見と調和する色を見るもの。

一方、色彩心理は、
色を通してその人の認知・感情・行動パターンを見ていくものです。

つまり、
パーソナルカラーは
「どう見えるか」。
色彩心理は
「どう世界を認識し、どう反応するか」。
同じ「色」を扱っていても、
見ている領域が違うのです。
パーソナルカラーは「外側との調和」
パーソナルカラーは、
肌・瞳・髪・質感など、
その人が元々持っている色素との調和を見ます。
例えば、
- 肌が明るく見える
- 顔色が健康的に見える
- 輪郭が整って見える
- 疲れて見えにくい
といった、
「第三者からどう見えるか」
を観察していきます。
ここで大切なのは、
「ブルベだからこの色」
「イエベだからこれ」
のような単純化ではありません。
本来パーソナルカラーは、
その人が持つ雰囲気・質感・存在感まで含めて見るものです。
だから私は、
パーソナルカラーを
「似合う色の正解探し」
ではなく、
~その人らしさが自然に伝わる色~
を探すものだと思っています。
色彩心理は「内側の反応」を見る
一方、色彩心理は、
色が感情・認知・行動にどう影響するかを扱います。
赤を見ると緊張感や熱量を感じたり、
青を見ると静けさや距離感を感じたり。
色には、
人の感覚や反応を動かす力があります。
でもここで重要なのは、
「赤だから情熱」
「青だから冷静」
と決めつけないことです。
同じ赤でも、
- 行動力として使う人
- 攻撃性として反応する人
- 不安を刺激される人
がいる。
つまり色彩心理は、
色そのものより、
~その人が色をどう受け取り、どう使うか~
を見る必要があります。
私が見ているのは「色の奥にある反応パターン」
私は、
好きな色だけで性格を決めることはしません。
でも、
人がどんな色を選び、
どんな色に反応し、
どんな色を避けるかには、
その人の世界認識が表れる
と思っています。
例えば、
自由を求める人が、
強い枠組みを嫌って軽やかな色に惹かれることもあれば、
安心感を求める人が、
安定感のある色を必要とすることもある。
つまり色は、
単なる好みではなく、
「その人がどう生き延び、
どう世界と関わっているか」
のヒントになることがあります。
「似合う」と「惹かれる」は別のもの
ここはとても大切です。
似合う色と、
惹かれる色は、
一致することもあれば、
一致しないこともあります。
外側に調和する色。
今の自分が必要としている色。
社会的役割として使う色。
安心する色。
挑戦したい時に必要な色。
人は、
場面によって色を使い分けています。
だから私は、
「この色が正解」
とは考えません。
その人が、
どんな場面で、
どんな自分を生きているのか。
色を見る時は、
そこまで含めて観察しています。
色は、「自分を知るための道具」
パーソナルカラーも、
色彩心理も、
本来は
自分を縛るためのものではありません。
「私はこのタイプだから」
と決めつけるためではなく、
自分の特徴や反応を知り、
人との違いを理解するためのもの。
色を通して自分を知ることで、
人との関係性が少し楽になることがあります。
そして、
自分の感覚を責めるのではなく、
「そう反応する理由があったんだ」
と理解できることもある。
私は、
色をそんな人間理解の入り口と、自分を表現し解放する手段として使っています。
セラピストSue
