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やんわり伝えたのに伝わらない。イライラしてしまう本当の理由

「やんわり伝えたつもりだったのに、全然違う受け取り方をされた。」

「相手を責めたかったわけじゃないのに、気づけば少し嫌味っぽい言い方になってしまった。」

「そんな自分が嫌で、あとから自己嫌悪になる。」

こんな経験はありませんか?

本当は穏やかに伝えたいだけなのに、伝わらなかった瞬間に胸の奥がザワッとして、思ってもいなかった言葉が口から出てしまう。

そして、「私はなんでこんなに心が狭いんだろう」と自分を責めてしまう。

でも、この反応は性格が悪いから起きるものではありません。

私は色彩心理を通して人を見ているのですが、この反応は「怒り」ではなく、心が自分を守るために起こしている防衛反応として見ることができます。

イライラの正体は「悲しかった」という感情

多くの人は「イライラした」と思います。

でも、その少し手前には別の感情があります。

「分かってほしかった。」

「気づいてほしかった。」

「大切に扱ってほしかった。」

そんな小さな願いです。

やんわり伝える人ほど、相手を傷つけないように言葉を選びます。

だからこそ、その気遣いが伝わらなかったと感じた瞬間、心は思った以上に傷ついてしまうのです。

怒っているように見えて、本当は悲しかった。

私はそう考えています。

ブルーの防衛反応が強く働いている状態

色彩心理では、この状態を「ブルーの防衛反応」が強く働いている状態として見ることがあります。

ブルーは、本来とても調和を大切にするエネルギーです。

人を傷つけたくない。

空気を壊したくない。

相手を思いやりたい。

そんな優しさを持っています。

でも、その優しさが続きすぎて心に余裕がなくなると、防衛反応が働き始めます。

「こんなに気を使っているのに。」

「どうして気づいてくれないの?」

そんな気持ちが積み重なり、心は「これ以上傷つきたくない」と防御態勢に入ります。

すると、本当は言いたくなかった嫌味や皮肉という形で、自分を守ろうとしてしまうのです。

嫌味は攻撃ではなく、防衛

嫌味を言ってしまうと、「私は嫌な人間だ」と思ってしまいます。

でも実際には違います。

あの瞬間の脳は、

「私の気持ちを見て。」

「ちゃんと分かってほしい。」

そう必死にSOSを出しています。

だから嫌味は攻撃というより、「傷ついた心が出した防衛反応」。

そう考えると、自分への見方が少し変わりませんか?

では、どうすればいいのでしょう?

まず必要なのは、「伝え方を変えること」ではありません。

「私は今、何に傷ついたんだろう。」

そこを見つけることです。

伝わらなかったことが悲しかったのか。

大切にされなかったと感じたのか。

存在を軽く扱われたように感じたのか。

そこが見えてくると、イライラは少しずつ形を変えていきます。

「私はブルーだから」ではありません

ここで一つ、大切なことがあります。

私は「あなたはブルータイプだからこうなる」とは考えていません。

人は誰でも、その時の状況によって防衛反応が変わります。

ブルーの防衛が強く出る時もあれば、イエローの焦りが強く出る時もあります。

だから大切なのは、「自分は何タイプか」を決めることではなく、「今、自分はどんな防衛状態なんだろう」と現在地を知ることです。

現在地が分かれば、必要以上に自分を責めなくなります。

まとめ

やんわり伝えたのに伝わらない。

そのイライラの奥には、相手を思いやろうとしてきた優しさがあります。

嫌味を言ってしまうのも、本当は攻撃したいからではなく、自分の心を守ろうとしている防衛反応なのです。

だから、「私は性格が悪い」と結論づけなくて大丈夫。

大切なのは、自分の反応を責めることではなく、「今、心は何を守ろうとしているんだろう」と現在地を知ることです。

防衛反応は、あなたの敵ではありません。

本来のあなたを守るために、一生懸命働いてくれているサインだからです。


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セラピストSue

Profile

セラピストSue

「なぜ、あの人はそう動くのか。」

色彩心理で、人の感情・性格・行動を構造から読み解いています。

対人支援25年以上。
アパレル販売・カラーセラピー・心理支援の現場を通して、 「人を理解すると、人生も関係性も変わる」をテーマに発信しています。

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