セラピストSueです。
今日は、特別な道具もいらない、ノート1冊あれば今日から始められるワークをご紹介します。 その名も「未来のアイディア貯金」。
難しいことは何もありません。 気になったもの、いいなと思ったものを、ノートにペタペタ貼っていくだけです。
「なりたい自分」より先に、「いいな」を集めてみる
「将来どうなりたいですか?」 「理想の暮らしって、どんな感じですか?」
こう聞かれても、すぐに答えられる人は、意外と少ない気がします。
大きな問いを立てられると、かえって何も浮かんでこなくなってしまうんですよね。
でも、日常の中には、 「あ、これいいな」 「こんな会社があったらいいのに」 「こんな制度があったら助かるな」 そんな小さな「いいかもしれない」が、実はたくさん転がっています。
未来のアイディア貯金は、そういう小さな「いいな」を、 ノートの中にコツコツ貯めていくワークです。
大きな夢を一気に描こうとしなくて大丈夫。 少しずつでOKです。
やり方は、とてもシンプルです
用意するのは、ノート1冊とのり、それだけです。
雑誌の切り抜きでも、印刷した写真でも、手描きのメモでも構いません。 気になったものを見つけたら、ノートにペタッと貼ってください。
貼ったら、その横に、ひとことメモを添えます。
「ここが好き」 「ここはちょっと違うかも」
このふたつを書いておくのがポイントです。
「好き」だけでなく、「ちょっと違う」も一緒に書いておくと、 自分が本当に惹かれているものが、だんだんくっきりと見えてきます。
たとえば同じ「素敵なカフェ」の写真でも、
- 「この内装の温かみが好き」
- 「でも、この賑やかさはちょっと違うかも。もっと静かな方がいいな」
というふうに、ひとつの写真から二つの気づきが生まれることもあります。
集める分野は、衣食住・仕事・趣味・遊び
何を貼ればいいかわからない、という方のために、 4つの分野に分けてご紹介します。順番も、全部揃える必要もありません。 気が向いたところから始めてみてください。
衣食住
- 着てみたい服、憧れるコーディネート
- 作ってみたい、食べてみたい料理
- 住んでみたい部屋、街、暮らし方
- 落ち着く色合いや、好きなインテリア
仕事
- こんな会社があったらいいな、と思う働き方
- こんな制度があったら助かるな、というアイディア
- 憧れる肩書きや役割
- 心惹かれる仕事のスタイル(自由な時間の使い方、チームの雰囲気など)

趣味
- やってみたいこと
- 気になっている習い事や活動
- 惹かれる作品や作家
- 「これ面白そう」と思ったもの
遊び
- 行ってみたい場所
- 一緒に過ごしたい人との時間の使い方
- 心がゆるむ休日の過ごし方
- ふと思いついた「こんな遊び方がしたい」
「思いつき」もどんどん貼っていい
写真やコーデだけでなく、ふと頭に浮かんだ言葉も、立派な貯金になります。
- 「こんな会社があったらいいのに」
- 「こんな制度があったら助かるのにな」
- 「これって、こうだったらもっといいのに」
こういう日常のつぶやきを、忘れないうちに書き留めて貼っておく。 これもまた、あなたの中にある「いいかもしれない」の種です。
写真や具体的なイメージだけでなく、 こうした思いつきのメモも、ぜひ一緒に貯めていってください。
続けるコツは、「気軽さ」を守ること
このワークで一番大切なのは、頑張りすぎないことです。
- 毎日じゃなくていい。気が向いたときだけでいい
- きれいにレイアウトしなくていい。ペタッと貼るだけでいい
- 「これって意味あるのかな」と考えなくていい
analyzing(分析)するのは、貯まってきてからで十分です。 最初のうちは、とにかく気軽に、思いつくままに貼っていってください。
貯まってきたら、眺めてみてください
ノートが少しずつ埋まってきたら、ページをめくって眺めてみましょう。
「衣食住のページ、なんだか色合いが似ているな」 「仕事のところ、自由な時間を大事にしたい気持ちが強いのかも」 「遊びのメモ、静かな時間を求めているのかもしれない」
そんなふうに、貼ったもの同士のつながりが、ふと見えてくることがあります。
その気づきは、誰かに教えてもらうものではなく、 あなた自身のノートの中から、あなた自身が見つけるものです。
「いいな」が、これまでの人生と重なるとき
貼ったものを眺めていると、時々、こんな瞬間が訪れることがあります。
「あれ、これって、小さいころからずっと頑張ってきたことと、つながっているかもしれない」
たとえば、誰かをサポートすることに惹かれる自分に気づいたとき。 それが、これまでの人生でずっと「誰かのために頑張ってきた」という経験と重なっていたら。
それはもしかすると、単なる「好み」を超えて、 あなたが本来持っている使命のようなものが、そっと顔を出した瞬間かもしれません。
これまで積み重ねてきた経験や、乗り越えてきたこと。 それは決して無駄ではなく、これからのあなたにつながるための、大切な土台です。
「いいな」の中に、自分の歩んできた道が重なったとき。 そこに、生きがいや情熱を傾けられるものが見えてくることがあります。
熱を注げるものがある人生は、きっと今よりもっと輝きます。 このノートは、そんな瞬間に出会うための、小さな入り口でもあるのです。
肩の力を抜いて、今日から少しずつ、貯めていってみてくださいね。 小さな「いいな」の積み重ねが、いつかあなたの未来の形になっていきます。 そしてその中に、あなたがこれまで歩んできた道と重なる何かが見つかったなら、 それはきっと、あなたにしか描けない未来への、大切なサインです。
