セラピストSueです。
「休日は家でゆっくりするはずなのに、気づけば用事を作って動いてしまう」
「ベッドでゴロゴロしていると、時間を無駄にしている気がして罪悪感に襲われる」
「何もしない時間がどうしても苦痛で、落ち着かない……」
そんな風に、上手に休めない自分に疲れていませんか?
それは「貧乏性」や「怠けるのが嫌いな性格」のせいではありません。あなたの脳が「何もしないことは危険だ」とあなたを守ろうとして、あえてあなたを動かし続けているだけなのです。
なぜ「何もしない」が怖いのか
色彩心理の視点で見ると、これは「ブルーの質」というタイプの防衛センサーが過剰に働いているサインです。ブルーの質を持つ方は、物事を慎重に捉え、自分なりの「完璧な秩序」を保つことで安心を得ます。
このセンサーが過剰防衛モードに入ると、脳の中でこんな翻訳が起きてしまいます。
「何も生産的なことをしていない自分は、価値のない人間だと思われる。そんな痛みを味わうくらいなら、常に何かをしている『がんばっている私』でいたほうが安全だ」
そのため脳は「罪悪感」というアラームを鳴らし、あなたを休ませないようにしてしまうのです。つまり休めないのは、前向きな理由からではなく、「何もしないと自分の価値がゼロになる」という恐怖から身を守るための、切実な反応なのです。
さらに「イエローの質」という、周りの動きに置いていかれることを恐れるタイプの要素も併せ持つ方は、この感覚がより強くなります。「みんなは進んでいるのに自分だけ止まっている」という焦りと、「ちゃんと有意義に休まなければ」という完璧主義が、心の中でアクセルとブレーキのようにせめぎ合うのです。外から見ると忙しく充実した人に見えても、内側では常に追われている感覚を抱えていることがあります。
上手に休めるようになるためのヒント
無理にマインドフルネスを目指す必要はありません。まずは、心がザワついた時にこう問いかけてみてください。
「いま私が何もしないことで、本当に私の価値や、みんなとの繋がりがゼロになるのかな?それとも脳が見せている誤作動かな?」
何もしなかった日があっても、あなたの価値は1ミリも変わりません。休んだからといって、誰かがあなたを拒絶しにやってくることもありません。
また、鎧が固まっている時に「予定を白紙にする」と脳がまた暴れてしまうことがあります。そこでブルーの完璧主義を逆手に取り、「休むこと自体を今日のタスク」にしてしまうのもおすすめです。
「今日は14時まで徹底的にゴロゴロする」
「お気に入りのハーブティーを飲むことだけを目標にする」
そうして脳に「止まっても世界は安全だ」と少しずつ学習させてあげることで、重い鎧を脱いで、本当の意味で自分を労われるようになっていきます。
色を通して、あなたが自分を守るために走り続けてきた、その健気な心の仕組みを一緒に紐解いていきましょうね。
