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頑張りたいのに動けないのはなぜ?脳がかける「強制ブレーキ」の正体

セラピストSueです。

「やらなきゃいけないことは分かっているのに動けない」

そんな経験はありませんか?やりたい気持ちはある、頭では理解している、でもなぜか体が動かない。気づけばスマホを見て1日が終わっていたり、後回しにした自分を責めたり。

そんな状態になると「私は意志が弱いのかな」「もっと頑張らなきゃいけないのかな」と思ってしまいがちです。

でも実は、動けないのは根性が足りないからではありません。脳の防衛センサーが、あなたを守るために強制ブレーキをかけている状態かもしれないのです。

動けないのは怠けではなく防衛反応

当サロンで扱っているパーソナリティーカラー理論では、この状態は主に【集団×静】の領域にある「ブルーの質」と深く関係しています。

ブルーの質を持つ人は、慎重で責任感が強く、物事を深く考える力があります。だからこそ行動する前に「本当に大丈夫かな」「失敗しないかな」「迷惑をかけないかな」を確認します。本来は素晴らしい能力です。

しかし防衛センサーが過剰に働くと、脳の中でこんな翻訳が起こります。

「もし失敗したらどうしよう」→「失敗したら評価が下がる」→「評価が下がったら私は価値がなくなる」→「だったら最初から動かない方が安全だ」

本当は失敗を避けたいだけなのに、脳はいつの間にか「動く=危険」と認識してしまう。その結果、エネルギーそのものを止めてしまうのです。

焦るほど動けなくなる理由

ここでさらに苦しくなるのが、【集団×動】のイエローの質が強い人です。

イエローは人とのつながりや流れを大切にするエネルギー。周囲の動きにも敏感なので、SNSを見れば「みんな進んでいる」「私だけ遅れている」と感じやすい。すると「早く動かなきゃ」「結果を出さなきゃ」という焦りが生まれます。

ところが、動こうとした瞬間にブルーが止めます。イエローは「早く行こう!」と言い、ブルーは「まだ危ない!」と言う。つまり、アクセルとブレーキを同時に踏んでいる状態です。

外から見るとただ止まっているように見えるかもしれませんが、本人の中ではものすごいエネルギーが消耗されています。だから「動けない人ほど疲れている」という現象が起きるんですね。

本当に危険なのかを確認してみる

こういう時に必要なのは根性ではなく、俯瞰です。一歩引いて、こんな問いを投げてみてください。

「もし今回うまくいかなかったとして、本当に私は全否定されるのかな?本当に価値がなくなるのかな?それとも脳が過去の経験を思い出して警戒しているだけかな?」

すると意外なことに、脳が想像しているほど現実は危険ではないことに気づきます。失敗したとしても人としての価値は変わりません。100点が取れなくても0点になるわけではない。でも防衛モードの脳は、その間の50点や70点が見えなくなってしまうのです。

まずは「準備の準備」から始める

ブレーキが固まっている時は、大きな行動を目標にしない方がうまくいきます。パソコンを開くだけ、資料を机に置くだけ、ノートを出すだけ、その場所へ行くだけ。そんな1ミリの行動で十分です。

脳に「動いても危険じゃなかった」という体験を積ませることが大切だからです。

動けない自分を責める前に

動けないのは、あなたが怠けているからではありません。それだけ慎重に生きてきた証拠であり、それだけ傷つかないように自分を守ってきた証拠です。

大切なのは、無理やりアクセルを踏み込むことではなく、自分の中で何が起きているのかを知ること。色彩心理は人を分類するためではなく、自分や相手を理解するための地図です。

動けない自分を責める代わりに、まずは「今、私の中でどんなセンサーが働いているんだろう?」と見つめることから始めてみてくださいね。


セラピストSue

Profile

セラピストSue

人と自分を読み解く色彩心理

対人支援25年以上。
アパレル販売・カラーセラピー・心理支援現場経験を通して、 色彩心理を「人間理解」の視点から探求しています。

パーソナルカラー・カラーセラピー・色彩理論を横断しながら、 「感覚を構造化すること」 「違いを理解し、関係性を調和すること」 をテーマに発信中。

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